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セクター情報

電線地中化が注目されている

2014年に政府が無電柱化推進法案の早期成立などの要請を受けた安倍首相は、

「2020年の東京五輪・パラリンピックまでに進めたい」

と宣言、電線地中化の機運が高まり、関連銘柄が急騰した経緯がありました。

 

直近では、東京都知事選が行われたこともあって、再び“電柱の地中化”が再燃してきております。

 

既に、東京の主要道路では、電柱の地中化が進んできており、例えば大手町から丸の内、東京駅周辺を歩いてみると、街灯や街路樹はあっても電柱と電線はありません。

実際の調査によると、東京23区の幹線道路の約半数で電線地中化が進んでいるとのことです。

東京の無電柱化のそもそものはじまりは、

“景観を守ること”

と、

“都市のバリアフリーの充実”

だったのですが、進めていくなかで、防災の点でも意義のあることが分かってきました。

 

阪神淡路大震災の発生時には、電柱が道路に倒れてしまい、救援が遅れたこともあり、電柱地中化が「防災に強い街づくりに欠かせない」として認識されるようになりました。

近年、頻発している台風やゲリラ豪雨を考えても、

“電線地中化”

は、災害に強い街づくりになるということに繋がります。

幹線道路では進んでいるとは言うものの、地中化が完了しているのは約48%で、全国の幹線道路に目を向けてみてもわずか15%となっており、例えば、欧米主要都市は、ほぼ100%あることを考えると、その差はまだまだ大きい現状となっています。

 

ただ、電線地中化の工事は、

“電線共同溝工事”

といって、単純に電線などを敷設すればいいのではなく、既設されているガス管や上下水道の移動や再整備が必要になるため、かなり大掛かりな工事になるとのことです。

 

“電線地中化”

においては、膨大な手間と時間がかかる為、地中化を東京五輪までに推進するのであれば、早期の着手が求められます。

 

そこで、この“電線地中化”関連の株価上昇の恩恵を受けそうな銘柄を以下にご紹介します。

電線地中化で注目される厳選5銘柄

・日本コンクリート工業(5269)
ここは、ポール(柱)の電力分野でNTT向けに圧倒的シェアを誇っており、パイルも大手3社の一角を占めています。また、高支持力杭工法の開発を推進しています。
東京外環道向けの部材や、土木向けで前期済残し案件が利益に貢献しています。他に、東京電力向けにも分割ポールなど高採算品や売電収入が伸びています。そして下期からは、五輪需要の顕在化を見込んでいます。
株価の動きは、電線地中化を見込んで上昇基調となっています。

・イトーヨーギョー(5287)
ここは、コンクリート2次請けの中堅企業です。マンホールからライン導水ブロックへ製品展開しています。道路関連は、公共工事の受注が好転し、側溝などの付加価値製品が盛り返しています。公共施設やビル向け案件が伸び、保守作業も順調に推移しております。
電線地中化では、歩道の「ある/ない」道路向けや、大容量タイプの「D.D.BOX」という製品を取り扱っており、株価は一時急騰しました。

・ゼニス羽田(5289)
ここは、「ハネックス」と「日本ゼニスパイプ」が11年4月に経営統合した会社です。防災関連や雨水向けコンクリートの2次製品が主力となっています。
防災・減災関連製品が数量を伸ばして来ておりますが、高採算の大型案件が消えたことで販売単価の改善が進んでいません。
新しい事業として、無線による保守点検へ人員を再配置し、コンクリート製品に続く事業の柱として育成中です。
電線地中化では、比較的既設支障物が少ない歩車道境界下にBOX特殊部を設置し、歩道部から入溝できる製品を開発し、これが株価に反応しています。

・昭和電線ホールディングス(5803)
ここは、東芝発祥の電線メーカーです。電力用インフラ系に強みを持っています。その他、情報通信関連も手掛けています。主力の電線線材は、自動車向けが上向いており、被覆線の値上げ効果が収益に貢献し、電力投資も緩やかに回復中です。
電線銘柄として、“電線地中化”関連銘柄として素直に物色され、株価は上昇しました。

・那須電機鉄工(5922)
ここは、電力鉄塔の代表格で、架線金物を含め電力・通信関連の比重が大きい会社です。
メッキは高い技術を持っておりますが、建築金物からは撤退しています。鉄塔分野では、増加するものの、競争が激化し採算が難しい状況です。電力、通信会社の設備投資も抑制が続き、柱の架線金物は配電用、通信用とも苦戦が続いています。これらとは別に、工場再編を行っており、移転集約などを進めています。
株価は、時価総額が小さいこともあり、このテーマが再燃したところで急騰しました。

 

まとめ

以上の5銘柄を取り上げました。

東京都知事選で小池氏有利との報道から、物色されたテーマです。

なんだかんだで、小池氏と自民党はつながりがありますし、小池氏が当選したことで、更に勢いづく可能性があります。

これらの銘柄は値が軽い分注意が必要ですので、タイミングを見計らいながら、投資を考えるのが良いかと思います。