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セクター情報セルロースナノファイバーとは

テクノロジーの進化に伴い、新しい技術が生まれている昨今、兼ねてから期待度の高い技術があります。「セルロースナノファイバー(CNF)」です。

これは、木質パルプなどの植物繊維を直径数十ナノメートル(10億分の1メートル)の束状に超微細加工し、鋼鉄の5分の1の軽さと強度が5倍以上あり、熱による変形が小さい(ガラスの50分の1)という優れた特性を持った植物由来の素材のことを指します。

また、林業廃棄物を再資源化できることも大きなメリットとなっています。

夢の新素材として、自動車などに使われる樹脂やゴムにセルロースナノファイバーを混ぜることで、自動車の部品を作ることが出来ますし、血管チューブなどにおける“再生医療”、美容製品やエアコンのフィルターから、スマートフォンなどの画面用フィルム、センサーなどの“ハイテク機器”向けにもスポットライトが当たっており、非常に幅の広い技術であると言えます。

今後の課題としては、用途に合わせた高性能でコストの安い製造方法の開発を生み出すことです。現在、安全性や標準化の対応が進んでいる段階となっています。

以上のことを踏まえた上で、この「セルロースナノファイバー」に関連してくる5銘柄を紹介したいと思います。

 

セルロースナノファイバー関連銘柄 厳選5銘柄

・日本製紙(3863)
この会社は、旧王子製紙の内、十篠製紙を継承した製紙業界2位の企業です。
印刷用紙と板紙は直近の値上げにより、数量が低迷しており、原料高騰などから営業利益幅が縮小しています。
セルロールナノファイバー関連としては、山口県岩国市において実証生産設備の設置工事を完了し、運転を開始しました。化学処理による生産設備は国内初となります。最近では、消臭機能を紙おむつに採用したことが大きく取り上げられました。

・中越パルプ工業(3877)
ここは製紙業界7位の会社で、王子HDの持ち分対象となっている会社です。新聞用紙、塗工紙、包装紙、情報用紙などに展開しています。
新聞などの需要が低迷していることと、原材料価格が上昇していることが、利益押し下げ要因となっています。
セルロースナノファイバーのサンプル販売を2013年3月より行っており、2017年度に量産を開始するとのことです。それにより、生産能力を10倍に引き上げ、国内に生産ラインを設けることを検討しています。

・阿波製紙(3896)
この会社は和紙発祥の特殊紙企業で、非木材に特色を持っており、エンジン用フィルターをはじめ、自動車関連資材で強みがあります。
国内自動車関連の利益は横ばいですが、北米やタイを中心に増加傾向にあります。
CNF関連として、紙すきに製法を活かした炭素繊維強化プラスチックの供給を始めるとのニュースが伝わり、株価が大きく上昇した時がありました。
短期資金の流入だったようですが、実用化に向けたニュースが飛び込んでこれば、再び注目を浴びそうです。

・第一工業製薬(4461)
ここは、凝集剤・合成糊料などの工業用薬剤首位の会社です。
技術力に定評があり、中国に製造子会社を持っています。ウレタン材料は自動車向けに数量が増えたのですが、販売価格が低迷したことが痛手となっていますが、収益性の高い界面活性剤が好調で、業績は上向きとなっています。
2020年3月期を最終年度とする5年間の中期経営計画において、総額120億円を投じ、三重県四日市市に新工場を事業の中核としています。早期の「セルロースナノファイバー事業化」に取り組んでいます。

・星光PMC(4963)
ここは、製紙用薬品でトップクラスの会社で、海外においては中国での生産販売を育成中です。
製紙用薬品は、国内では苦戦が続いていますが、中国では構造改革効果が発揮され、化成品が好調です。そのため、営業利益が伸長しています。
セルロースナノファイバーは企業へサンプル出荷を継続し、ニーズを探っている最中です。
また、茨城県竜ケ崎の実証生産設備においては、経済産業省の「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」の事業にも採択されたことにより、国の支援による事業の為、期待度が高くなっております。

 

まとめ

以上、5銘柄をご紹介しました。

この技術が確立され、あらゆる産業に派生されてこれば、需要は大きい分野ではないかと思います。
更に、セルロースナノファイバーの原料となるのは木材です。日本は山林国でもある為、調達においては外部から仕入れる必要もないため、日本が世界のシェアを握ることも大いに考えられます。

ニュースなどで取り上げられ、それに併せて、個別銘柄に対するニュースも出たことで、一時期、関連銘柄が上昇しましたが、今は市場環境の悪化に伴って、これらの銘柄の株価は下火状態です。しかし、長期的な視点から見れば、絶好の仕込み場とも言えるのではないでしょうか。