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長かったTPP交渉もようやく妥結されることとなり、これからいよいよTPP関連銘柄が物色されていくことになるだろうと思われます。

ここでTPPについて、簡単に解説したいと思います。
TPPとは、“環太平洋戦略的経済連携協定”と言って、英語で書くと

“Trans-Pacific Partnership”

になります。その略称がTPPというわけです。

関税を撤廃することによって、“人”や“モノ”、“お金”を移動しやすくし、経済を活性化させる協定です。
農林水産省は農産物や食品の輸出促進対策を進めており、2020年までに輸出額を一兆円規模まで拡大する案を示しています。

TPPに加入することで、輸出の拡大が期待されるので、輸出関連株の代表格である自動車や家電業界は恩恵を受けやすいと言われています。
また海外から農産物が安く入ってくることから、食品の原材料価格が抑えられる加工食品業界や外食、スーパーマーケット等で恩恵を受けるのではないかと予想されます。

 

ここでは、そのTPPによって恩恵を受けるだろうと思われる銘柄を各業種から、計3社紹介します。

まず、カテゴリー別で分けるとTPP関連は『農業』、『食品』、『自動車』が挙げられます。

『農業』、これは国内の農業がTPPにより活性化し、農業機械や種子の販売が拡大するとの期待があります。

次に『食品』、これは原材料の仕入れの際にかかってくる調達コストが下がる思惑が考えられます。

最後に『自動車』です。関税の引き下げが輸出の追い風になることから自動車関連に資金が向かうと思われます。

それでは、上記を踏まえてTPP関連銘柄を紹介していきます。

 

・クボタ(6326)
言わずと知れた、農業機械の国内トップメーカーです。
最近の動向では、国内において消費税の反動の影響が無くなったこともあり、尻上がりで業績が回復してきています。また、中国でも農機販売が増加して営業利益が伸びております。
この会社がTPPに大きく関わるところでは、農地が大規模化することに伴って、農業機械の大型化・高付加価値化が期待できるところです。
記事作成の現時点での株価の割安度については、以下の通りです。

クボタ PER:18.84 PBR:1.96
機械業種平均 PER:15.78 PBR:1.35
9月29日の株価1581円を底として、大きく上昇していることから若干の割高感は否めませんが、TPP政策が具体的に表面化してくれば、まだまだ上昇の余地はありそうです。

 

・プリマハム(2281)
伊藤忠商事系の業界3位の会社です。
この会社の柱でもある、「加工食品」はハム・ソーセージが好調です。また、生産品目を削減したことや、前期に値上げをしたことで通期の採算改善が進んでおります。コンビニ用惣菜も取引先のコンビニ店舗数の拡大に伴い、数量が増加しております。
TPPに関わるところとしては、農産物の関税交渉で豚肉の高価格品について、10年後をメドに関税をゼロにすることなどが報道されていることが好影響です。

株価においては、最近のところでは305円を底に360円まで20%ほど上昇した後に一服しています。ただ、関税がゼロになるという事は長期的にみても、投資魅力があるのではないかと思います。

 

・いすゞ自動車(7202)
ここは、国内トラック製造販売大手の企業です。タイではピックアップトラックも取り扱っています。強みは、ディーゼルエンジン生産や海外販売に強みを持っている会社で、国内では再開発需要に伴う、物流向けのトラックが活況です。
海外においては、米国などは好調なものの、インドネシアでの回復が鈍っていることが若干の懸念材料です。
自動車関連ですので、TPPによる関税引き下げメリットが一番の強みです。

ここは、他の自動車銘柄より割安感が強いところも魅力です。
いすゞ PER:10.05 PBR:1.48
日産自動車 PER:11.05 PBR:1.02
輸送機器業種平均:PER:12.30 PBR:1.32
また、ROEにおいては、トヨタの13.9%、日産の10.0と比べ、いすゞは17.0%と非常に高い数値です。株主資本を使って効率よく利益を上げている証拠です。
今後のトラック需要を含め、TPPで恩恵を受けると思われる銘柄です。

 

以上、3業種3社を取り上げました。
いずれの企業においても、TPP関連を除いたとしても業績は順調に伸ばしてきている「優良企業」です。TPP関連銘柄として、大いに注目できるのではないかと思います。