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JMC(5704)

11/29上場のIPO銘柄JMC(5704)を紹介します。

銘柄情報

◆会社名: JMC(5704)
◆事業内容:3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売
◆関連セクター: 非鉄金属
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・あいホールディングス(3076:東証1部)予想22.72
・JSR(4185:東証1部)予想16.08

◆公開価格 想定発行価920円 時価総額はOA含め、10.5億円程度 
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 有り。
◆大株主 VCと渡邊商事(株)の他は、会社関係者。
◆ロックアップ 株主によって、90日間、1.5倍
◆上場市場:東証マザーズ
◆PER:18.2倍

◆想定価格 920円
◆仮条件:960円
◆初値予想 1200~1500円
◆ブックビルディング妙味:B+
◆初値投資:B 初値の株価次第ですがB

 

IPOスケジュール

抽選申込期間 11月10日(木)~11月16日(水)
当選発表日 11月17日(木)
購入申込期間 11月18日(金)~11月24日(木)
上場日 11月29日(火)

所見

この会社は、3次元CADデータ技術を用いて「樹脂を素材とする3Dプリンター」と「金属を素材とする砂型鋳造」の両成型法を利用、発展させながら、製造業を中心に幅広い業種の「試作品」から「最終製品」づくりをトータルサポートすることを主たる事業としています。

事業としては、「3Dプリンター出力事業」と「鋳造事業」の2つから構成されています。

「3Dプリンター出力事業」については、製品開発を行っている顧客に対して試作品を3Dプリンターで作製し、提供するサービスを行っています。
ここが保有している3Dプリンターは、光造形方式8台、粉末焼結(ナイロン造形)方式4台、粉末固着(石膏造形)方式2台、インクジェット方式1台の合計15台と、現在業界で採用されているすべての工法を備えています。
工法が多岐にわたることに加えて、JMCでは顧客への短納期化を実現するために、自社による見積データの解析・補正サービスや年中無休の稼働体制を敷いています。
装置のメンテナンスから3次元CADデータの特殊処理まで、製造メーカーと受託サービス会社が持つ一連のノウハウを有しながら、年中無休の稼働体制、無料造形サービス等、顧客のニーズに応じた取組みを行っています。

「鋳造事業」については、多品種少量生産に適した砂型鋳造法を採用しています。
多くの鋳造業者が鋳造以外の工程の外注化を図っているのに対し、JMCでは木型、鋳造、熱処理、機械加工、検査まで一貫した製造工程を内製化したことにより、顧客メーカーの要求に応える安定した製品品質と短納期化を実現しています。
従来の「伝統の職人技」と言える部分を精緻な3次元CADデータの取り込みなどを通して、砂型鋳造の精度をダイカスト法※と同等レベルまで向上させたことで、試作品のみならず最終製品の受託も手掛けています。
※ダイカスト法…金型鋳造法のひとつで、金型に溶融した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳造品を短時間に大量に生産する鋳造方式のこと。

また、最終製品と同素材の試作品を顧客に販売することで、製品に対する需要を把握するテストマーケティングにも利用されています。

IPOで得た資金の用途は、鋳造事業における生産能力の拡大と、コンセプトセンターの拡張に伴う第5期棟の建物建設資金、機械装置購入資金、新設する伊豆木センターの製造棟・共有棟の建物建設資金に充当する予定とのことです。

 

業績・財務

ここからは、業績・財務面を見ていきます。

売上高においては、年度によって若干のバラツキは見られるものの、概ね売り上げを伸ばしています。各利益面においても、売上高とほぼ連動する業績推移となっています。
自己資本比率は51.82%、営業キャッシュフローはプラス、現金同等物もプラスですので、財務面での不安感はありません。

まとめ

昨年、マスコミなどで大きく取り上げられ話題を呼んだ「3Dプリンター」を手掛ける企業が上場するという事ですが、最近はあまり取り上げられていないように感じます。

 

ただ、これをきっかけに再燃することも考えられるため、要注視していく必要のある案件ではないかと思います。

 

公開予想価格と市場吸収金額から見ると、小型の部類に入ります。

大株主にVCがいるものの、ロックアップがしっかりかかっている為、公募割れをする心配はそれほどないかと思われます。

この会社の上場をきっかけに3Dプリンター関連銘柄が物色されるようなら、意外と人気化するかもしれません。

 

以上から、ブックビルディングでの取得妙味はB

ただし3Dプリンタという微妙な市場であるため、初値をつけた後の動きとしては軟調になる可能性もあります。

また、同日3社同時IPOとなり、上値が抑えられるかもしれません。

初値の数字次第ではありますが、現状では、初値後の投資妙味はBとしておきたいと思います。