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岐阜造園(1438)

11/1上場のIPO銘柄岐阜造園(1438)を紹介します。

銘柄情報

◆会社名: 岐阜造園(1438)
◆事業内容:造園緑化工事の設計・施工・メンテナンス等
◆関連セクター: 建設業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・カネコ種苗(1376:東証1部)予想11.67
・サカタのタネ(1377:東証1部)予想28.85

◆公開価格 想定発行価1000円 時価総額はOA含め、4.6億円程度
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 無し。
◆大株主 ほぼ会社関係者。
◆ロックアップ 社長の他、一部の株主に対して180日間
◆上場市場:名証2部
◆PER:6.0倍

◆所見

この会社は、造園緑化工事の設計・施工・メンテナンスを主たる業務としています。
昭和2年に金華山周辺や岐阜公園などの緑化事業を目的に創業された会社で、他に公共施設やレジャー施設、ゴルフ場、個人庭園などを手がけてきています。
ここは、「造園緑化事業」の単一セグメントですが、対象とする物件によって「ランドスケープ」と「ガーデンエクステリア」に区分しています。

「ランドスケープ」は、主に緑化によるランドスケープの構築を行っており、樹木や石材を使った伝統的な造園工事から、建物の屋上や壁面を緑で覆う屋上・壁面緑化工事、生き物との共生を目的としたビオトープ※工事、大手ショッピングモールが取り組んでいる森づくりによる環境再生に配慮した工事など多岐に渡って展開しています。
※ビオトープ…生命(バイオbio)と場所(トポスtopos)の合成語で生物の生息空間のこと。

“公共工事”の分野では、官公庁が発注する工事における競争入札によるものと、大手建設会社や地元建設会社が受注した工事の造園緑化工事部分を協力会社として請け負うものがあります。
いずれも、官公庁が定めた仕様に従い施工を行いますが、施工技術、品質、安全管理、提案力などが受注に際してのポイントとなります。

“民間工事”の分野では、商業施設・工場・リゾートホテル・ゴルフ場・飲食店・ショッピングモール・温浴施設・住宅マンション・私立学校・病院・老人介護施設等の施工・整備に係る造園緑化工事を行っています。
受注の形態としては、民間企業より直接受注を受けるものと、大手建設会社や地元建設会社が受注した工事の造園緑化工事を協力会社として請け負うものがあります。

“緑地メンテナンス”分野では、官公庁からの委託を受け、公園や公共施設等の緑地のメンテナンスを行っています。主な内容としては、樹木の剪定、施肥、病害虫駆除、草花の植え替えなどがあります。
また、歴史的価値のある樹木の保存や、病気に侵された樹木の治療なども行っています。

「ガーデンエクステリア」では、住宅の周辺環境を総称してエクステリアと位置付け、庭園(ガーデン)のテイストをより多く盛り込んだ「ガーデン+エクステリア」の設計・施工を通じて、顧客の家庭での暮らしが緑に溢れ、より豊かなものになるよう設計・施工に努めています。
既製品を組み合わせた定型的なエクステリアではなく、樹木や天然石を多用し、個々の緑豊かなガーデンエクステリアが集まり、美しい街並みを形成することをコンセプトに設計や施工を行っています。
なお、対象となる物件は、住宅メーカーとの共同による新規の大型分譲地での設計・施工、一般顧客向けの「パインズ」でのショールーム展開等によるものです。

この「パインズ」は、一般顧客向けのガーデンエクステリアショールームとして、東海・近畿・四国地方に5店舗を展開しています。
主にホームページや地域タウン誌をはじめ、既存顧客や住宅メーカーの紹介により集客しています。
岐阜造園では、全てオーダーメイドにて提案し、顧客の思いの実現に繋げています。また、顧客が完成後のイメージを視覚的に認識できる様、素材やデザインの提示は主にデジタルコンテンツによって行っています。
施工では岐阜造園の監督・指揮の下、自社及び専属の協力会社にて行っています。定期的な現場への巡回や協力会社を交えた勉強会を実施し、品質と安全の向上に努めています。
その他の受注活動として、引渡し後の顧客への定期訪問や、樹木の剪定等のアフターメンテナンスを通じ、リガーデン(ガーデンエクステリアのリフォーム)の受注に繋げています。

業績・財務

ここからは、業績・財務面を見ていきます。
売上高においては、年度のバラツキは見られるものの、少しずつではありますが伸長しています。経常・純利益面は、綺麗に右肩上がりで底堅く推移しています。
自己資本比率は52.4%、営業キャッシュフローはプラス、現金同等物も潤沢にあるので財務面での不安はありません。

まとめ

IPOとしては“名証2部”に上場で、造園業というとても地味な案件となりますが、吸収金額が5億弱、時価総額14億円程度で“超小型”ということと、「公募株のみで売り出しなし株がない」という点は好材料になるかと思われます。
更に、業績は比較的堅調で割安度が高く、配当も出していることから、初値高騰はないでしょうが、手堅いブルーオーシャン銘柄となりそうです。
大株主に対するロックアップが緩いことが気になりますが、いきなり大きく売られることはなさそうです。余裕があれば、狙ってみても面白い案件ではないでしょうか。