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マーキュリアインベストメント(7190)

10/17上場のIPO銘柄マーキュリアインベストメント(7190)を紹介します。

銘柄情報

◆会社名: マーキュリアインベストメント(7190)
◆事業内容:ファンド運用事業、自己投資事業
◆関連セクター:証券・先物取引業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・日本アジア投資(8518:東証1部)予想16.35
・ジャフコ(8595:東証1部)予想12.37

◆公開価格 想定発行価1640円 時価総額はOA含め、17.1億円程度 
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 無し。
◆大株主 (株)日本政策投資銀行などの企業の他は、ほぼ会社関係者など。
◆ロックアップ 株主によって180日間
◆上場市場:東証2部
◆PER:11.7倍

◆想定価格 1640円
◆初値予想 1700円~2000円
◆ブックビルディング妙味:C
◆初値投資:B

スケジュール

抽選申込期間:9月29日(木)~10月5日(水)
当選発表日:10月6日(木)
購入申込期間」10月7日(金)~10月13日(木)
上場日:10月17日(月)

所見

この会社は、国内外投資家の資金を投資事業組合等のファンドを通じて運用を行うファンド運用事業、自己資金の運用を行う、「自己投資事業」を主たる業務としています。
投資事業組合等のファンドを組成し、国内外投資家から資金調達、投資対象の発掘、投資対象への投資実行、投資対象のモニタリング、投資対象の売却等による投資回収等の管理運営業務を行うことでファンドより管理報酬を得ています。

投資戦略として、「成長戦略」、「バリュー投資戦略」、「バイアウト投資戦略」、「不動産投資戦略・CF投資戦略」があります。

「成長投資戦略」は、例えば伝統的な金融業と新たな技術の融合といった、既存のビジネスの枠組みにとらわれずに挑戦する事業への投資を行い、投資リターンをもたらしています。中でも主に次のような要素に着目しています。
・マクロ経済の成長に伴い需要の伸びが予想される新しいサービスの展開
・社会構造の変化に伴い変化が求められる既存産業における新たなビジネスモデル
・モノ造りに関する管理の技術やノウハウ等の日本の優れた特性を活かすことができる分野の海外市場への展開

マーキュリアインベストメントでは、このような観点で主要プレーヤーとなりうる企業に対し、中長期的な視野による投資を行い、一時的な状況の変化に左右されない資金面、事業面等の分野での継続的なサポートを提供しています。

「バリュー投資戦略」では、理論的な価格より安く取引される事業・資産への投資を行っています。
金融法人、事業法人、個人といった様々な投資家の投資サイクル等の関係で、安定的な資産及び事業であっても理論的な価格よりも安い価格で取引されることがあります。
マーキュリアインベストメントは、グループ会社のネットワークや役職員のネットワークを活用することでそのような機会を見つけ、ローン債権(流動化された貸付金)や不動産などキャッシュ・フローを伴う投資資産を中心にバリュー投資を行っています。

「バイアウト投資戦略」では、企業への株式投資を行うことにより、経営に参画し、事業の拡大や再編、構造改革などにより企業価値の向上を目指す投資を行っています。
経営を改善することで、企業価値の向上の余地のある企業を友好的に買収することにより、投資先経営陣と共に経営改革の推進、投資先企業の成長および企業価値向上を目指します。
特にマーキュリアインベストメントでは、グループ会社のネットワークやリソースも活用した新たな成長シナリオを描くことで企業価値の向上を図ります。

「不動産投資・CF投資戦略」では、地域毎に異なる経済発展レベルや経済環境に照らし合わせた不動産投資によりリスクに見合ったリターンが得られる不動産投資を目指しています。
経済が成長局面にあるアジア地域においては、中国国内の個人消費の拡大とともに北京の貸オフィスビルへの需要が拡大することを見越し、北京市の中心的なオフィス街にあるオフィスビル2棟に、いち早く投資を行いました。
マーキュリアインベストメントでは、マーキュリアインベストメント子会社であるSpring Asset Management Limitedにおいて、香港証券取引所へ上場しているリート(不動産投資信託)であるSpring REITの管理運営を行うなどの実績を上げています。
日本やその他の先進国においても、主にバリュー投資やキャッシュ・フロー投資戦略のアプローチも取り込んでいます。

CF投資戦略では、社会インフラ関連、賃貸不動産など、安定的なキャッシュ・フロー収入が期待できる資産に対するファンド投資を通じ、一定のキャッシュ・フローをもたらす金融商品として投資家へ提供しています。

業績・財務面

ここからは、業績・財務面を見ていきます。
営業収益は、途中から連結化しており、連結後は概ね右肩上がりの推移を見せています。
経常・純利益面では、横ばい、もしくは緩く減少傾向が見られます。
自己資本比率は80%を超え、営業キャッシュフローはプラス転換、現金同等物はプラスを維持しており、財務面での安定感はあるかと思われます。

 

まとめ

この会社は、幅広く事業投資を行っているように見えますが、主軸は「不動産投資」のようです。ここに焦点が置かれると、IPOとしてはあまり良いイメージを持つことが出来ません。
公開株数は少なめで、大株主にロックアップが掛かっている為、初値を下回ることはなさそうですが、東証2部への上場という事もあり、高騰期待は望みにくい案件ではないかと思います。

よって、ブックビルディングでの投資妙味はあまりなし。Cとします。

初値での投資は状況、寄り値次第ですが、思わぬ安値を付けた場合は面白いかもしれません。

状況次第でINと判断したいと思います。

 

最終的に上場当日初値でINするかどうか等、詳しい見解は、上場日のザラバ中にフィデリア株式投資顧問の会員様ページ内でご紹介いたしますので、興味がありましたらご覧くださいませ。