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九州旅客鉄道(9142)について

10/25上場のIPO銘柄 九州旅客鉄道(9142)を紹介します。

銘柄情報

◆会社名: 九州旅客鉄道(9142)
◆事業内容:運輸サービス、建設、駅ビル・不動産、流通・外食及びその他事業
◆関連セクター: 陸運業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・東日本旅客鉄道(9020:東証1部)予想12.63
・西日本旅客鉄道(9021:東証1部)予想11.14

◆公開価格 想定発行価2450円 時価総額はOA含め、3920億円程度
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 無し。
◆大株主 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 が100%
◆ロックアップ -
◆上場市場:東証(恐らく1部)、福証
◆PER:-

◆想定価格 2450円
◆初値予想 2450円前後
◆ブックビルディング妙味:C
◆初値投資:B

 

所見

JR九州は、九州新幹線をはじめとした九州の主要都市間を結ぶ、鉄道ネットワークを有しています。各主要都市ではJR九州が保有する駅ビルを管理・運営しており、地域に根ざした魅力的でにぎわいの溢れるまちづくりを推進しています。
ここは、1987年4月1日に日本国有鉄道(国鉄)から鉄道事業を引き継ぎ発足しました。
旧国鉄としては、JR東日本、JR東海、JR西日本に次ぐ上場となります。
JR九州は主に九州地方と山口県の一部の鉄道路線を管理運営しています。また、鉄道会社らしく旅行業・不動産業を展開するとともに、九州らしく農業も展開しています。

そして、話題の絶えない豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」が人気となっています。
九州には7つの県と7つの観光資源があることから、「ななつ星」と名付けられました。
その7つの観光資源は、以下の通りです。
1:雄大な自然
2:土地土地に育まれた食文化
3:豊富に湧き出る温泉
4:歴史文化
5:霧島や高千穂を代表するパワースポット
6:人の温かさ
7:デザイン&ストーリー列車(9本の観光列車)

どれも、九州らしい魅力がある観光資源ではないかと思います。
また、鉄道事業以外にも、バス、船、物販・飲食、ホテル、不動産業、ゴルフなど多角化を進めています。

「運輸サービスグループ」では、鉄道事業、バス事業、船舶事業、レンタカー業等を行っています。
鉄道事業では主に九州の7県において、新幹線1路線、幹線8路線、地方交通線13路線の合計22路線を運営しており、総営業キロは2,273キロに及びます(平成28年7月31日現在)。
JR九州の鉄道ネットワークは、九州地域の基幹的交通機関として都市間輸送や通勤・通学をはじめとする日々の生活を支える重要な交通インフラであるとともに、「ななつ星in九州」や「D&S(デザイン&ストーリー)列車」による九州全体のブランド価値の向上と九州への誘客促進の役割を果たしています。
そのほか、バス事業では乗合バス事業、高速バス事業、貸切バス事業を、船舶事業では福岡~釜山、対馬~釜山間を結ぶ航路の運行を行い、レンタカー業及び駐車場の運営等も行っています。

「建設グループ」では、建設業、車両機械設備工事業、電気工事業等を行っています。
建設業では、鉄道の専門技術を活かし、鉄道に係る土木・軌道・建築工事やメンテナンスを事業の主体とし、土木、建築工事においては官公庁工事や民間工事も行っています。
車両機械設備工事業では、車両と機械の設計・製作・据付及びメンテナンスを行っています。
電気工事業では、鉄道電気設備を中心に、公共及び民間施設の電気、空調、消防設備の工事やメンテナンスを行っています。

「駅ビル・不動産グループ」では、不動産賃貸業(商業施設、オフィス、マンション等)、不動産販売業(分譲マンション)等を行っています。
不動産賃貸業では、主に九州の主要都市においてJR九州が保有する駅ビルやオフィスビル等の管理運営を関係会社が行っています。
その他、JR九州において「RJR」ブランドでマンション賃貸業を行っています。不動産販売業では「MJR」ブランドで分譲マンションの販売を行っています。

「流通・外食グループ」では、小売業のほか、飲食業及び農業を行っています。
小売業では、駅構内売店「KIOSK」、ドラッグストア「ドラッグイレブン」、コンビニエンスストア「ファミリーマート」等を展開しています。
飲食業では、居食屋事業「うまや」、ベーカリー「トランドール」、ファーストフード店等を展開しています。

「その他グループ」では、ホテル業、ゴルフ場経営、複合観光施設の運営、広告業、物品賃貸業、シニア事業等を行っています。
ホテル業では、宿泊型ホテルのチェーン展開を中心に九州の各拠点で合計11施設と東京で1施設のホテル運営を行っています。
ゴルフ場経営では、福岡県飯塚市にて「JR内野カントリークラブ」を運営しています。シニア事業では、有料老人ホーム「SJR」の運営を行っています。
複合観光施設の運営では、大分県日田市にて、宿泊施設、温浴施設、道の駅の運営を行っています。
広告業では、広告の企画・製作や販売促進を行っており、物品賃貸業では、事務用機器等のリースのほか、割賦販売を行っています。
その他、鉄道資材や事務用機器等の販売、システム開発運営、寮管理受託、総合警備業等を行っています。

業績・財務面

ここからは、業績・財務面を見ていきます。
売上高の大きな伸びはありませんが、前年比で着実に増やしています。
経常・純利益では、落ち込んでいる年度も有りますが、概ね右肩上がりで伸ばして来ています。
自己資本比率は46.4%で、営業キャッシュフロー、現金同等物もプラスを維持しており財務面は安定しています。

まとめ

JR九州は、前々から上場が期待されており知名度は抜群かと思います。
ただ、規模が非常に大きいので、今後の成長期待という面においては難しいのではないかと思います。本業の鉄道事業は赤字ですが、不動産販売などのその他の事業は概ね好調で、全体をカバーしている感じです。
恐らく、東証1部に上場という事になり、機関の買いが見込まれますが、積極的に狙っていきたい銘柄でもなく、IPOという点においては、魅力の薄い案件ではないかと思います。
それでも、知名度効果である程度安定した投資妙味のある銘柄とはなるでしょう。

ブックビルディングでの投資妙味はあまりなし。Cとします。

初値での投資は状況、寄り値次第ですが、株価がある程度安く寄り付けば、むしろ少し期待が持て、Bと判断したいと思います。

 

最終的に上場当日初値でINするかどうか等、詳しい見解は、上場日のザラバ中にフィデリア株式投資顧問の会員様ページ内でご紹介いたしますので、興味がありましたらご覧くださいませ。