最近の推奨実績
このブログは、IPO銘柄に強いフィデリア株式投資顧問が運営しています。
推奨したIPO銘柄が大幅上昇中です。
IPO銘柄の良さの1つはボラティリティの大きさですが、なかなか上手く波に乗れない投資家の方は、弊社のサービスをお試し下さい。
- 2018年10月22日 09時13分
現在の銘柄レビュー - 2018年10月04日 14時51分
チャートが悪いものは外しておきます。強いものは継続 - 2018年10月01日 12時31分
本日推奨のオプトエレ(6664)ストップ高へ - 2018年07月27日 10時00分
先程紹介のリスクあり銘柄 エクスモーション(4394) 9時35分あたりから急に買いが入ってストップ高! - 2018年07月12日 09時23分
推奨銘柄の一角、シーズメン(3083)好決算、好材料を発表から上昇へ。
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4/15上場のIPO銘柄エディア(3935)を紹介します。
銘柄情報
◆会社名: エディア(3935)
◆事業内容:ゲームサービス事業、ライフサポートサービス事業
◆関連セクター:情報・通信業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:
・ミクシィ(2121:マザーズ) 予想6.04
・コロプラ(3668:東証1部)予想11.66
◆公開価格 想定発行価1510円 時価総額はOA含め、4.2億円程度
◆仮条件 未確定
◆公募価格 未確定
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 有り。
◆大株主 VCと、エスシージェイジャパン(株)などの企業の他は、会社関係者など。
◆ロックアップ 株主によって90日間・180日間及び、1.5倍
◆上場市場:東証マザーズ
◆PER:約251倍
◆ブックビルディング妙味:B
◆初値投資妙味:C
IPOスケジュール
抽選申込期間 3月30日(水)~4月5日(火)
当選発表日 4月6日(水)
購入申込期間 4月8日(金)~4月13日(水)
上場日 4月15日(金)
所見
この会社は、スマートフォンなどのモバイル向けコンテンツサービスの企画・開発・運営をしており、「ゲームサービス事業」と「ライフサポートサービス事業」の2つの事業を主としています。
「ゲームサービス事業」では、スマートフォンアプリマーケット(Google Play・App Store 等)や、GREE・Mobageなどのプラットフォーム向けにもゲームアプリケーションを提供しています。
これらのゲームサービスにおいて、この会社は“自社タイトル”と“アライアンス※タイトル”の2つのサービスがあります。
※アライアンス…ある企業と提携して事業を行っていくこと。
主な“自社タイトル”は、「麻雀ヴィーナスバトル」と「ヴィーナスブレイド」となっております。これらは、基本的に無料で利用可能なサービスとなっており、ゲーム内でアイテムを購入する際に課金する、アイテム課金型のフリーミアムモデル※のサービスとなっています。
※フリーミアムモデル…基本的なサービスは無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルのこと。
“アライアンスタイトル”は、他社と共同で事業展開しているサービスで、最近ではソーシャルゲームやスマートフォンゲームなどのモバイルゲーム開発で培った技術やノウハウを活用し、他社のゲームの企画から開発、運用など幅広くサポートしています。
自社タイトルは、ゲームがヒットした時には大きな売上と利益を生み出しますが、ヒットしなかった場合、開発費用を賄えないデメリットも存在します。
一方、アライアンスタイトルにおいては、サービスごとにパートナー企業との契約を締結し、ゲームがヒットしなかった場合でも開発・運用費用を受託することで安定した収益を確保することが出来るメリットがあります。
「ライフサポートサービス事業」は、生活密着型の実用サービスを提供しており、スマートフォンアプリでは、ラーメン情報を展開するアプリから、るるぶなどの観光情報を網羅した旅行用アプリ、宝くじのロトや、渋滞予報サービスアプリなどを展開しています。
その他、声優の声でお知らせをしてくれるお天気アプリや、自分好みの声優の声やアニメキャラを選んでナビゲートしてくれるナビゲーションアプリも代表的なサービスとなっています。
実は、こちらの事業の方が創業時から続いているサービスとなっており、この会社が得意としている分野となっています。
業績・財務
業績・財務面を見てみます。
売上高においては、バラツキがあり安定感がありません。直近でも前期を下回っています。
利益面においては、平成27年11月期に急上昇していますが、それまでの経緯が上がったり下がったりで、この上昇を素直に信じて良いのかが不明瞭です。
財務面は、ネット関連企業ですので自己資本比率は高く、キャッシュもそれなりにあるので、問題ありません。
まとめ
IPOとして人気の“ネット関連企業”、“マザーズ上場”、“小型案件”の3拍子が揃っていますが、取り扱いタイトルにヒット作がなく、業績面から見ても将来性をあまり感じることの出来ない会社ではないかと思われます。
ただ、大株主にVCがいるものの、ロックアップがしっかりかかっているので、ある程度は上昇してくれるのではないかと思いますが、ずっと保有し続けるような銘柄ではないかと思います。
ちなみに、同業他社の「アカツキ」が3月17日に上場。
初値 1775円。公開価格を-155円(-8.0%)割れ、とかなり厳しい評価となりました。
ゲーム関連IPOについては、注目が集まっている銘柄についてはもちろん上昇する可能性は高いですが、経営がうまくいっていないところや、中途半端なところについてはここのところ、市場は厳しい判断を下しています。
この銘柄の上場に関するアカツキと違うところは、ブックビルディングでの当たりやすさの違いが挙げられます。アカツキは割と当たりやすい当選数でしたが、この銘柄は当たりにくいといえます。
そういう意味では、需給面では初値はそれなりの株価をつけそうですから、ブックビルディング妙味はBとします。が、寄った後は売りが出るのではないかということで、初値投資はCとします。
まだ詳しい条件等が決まっておらず材料が少ないため、上場日に近づきましたら、またもう少し詳しく精査した内容をお届けしようと思います。
また、ブックビルディングに当選しない場合でも、最終的に上場当日初値でINするかどうか等、詳しい見解は、上場日のザラバ中にフィデリア株式投資顧問の会員様ページ内でご紹介いたしますので、興味がありましたらご覧くださいませ。