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IPO情報3月9日上場のIPO銘柄を紹介します。

銘柄情報

◆会社名:ブラス(2424)
◆事業内容:完全貸切のゲストハウスにおける、挙式・披露宴に関する企画・運営等
◆関連セクター:サービス業
◆関連・比較・類似銘柄とPER:

・エスクリ(2196:東証1部) 予想9.89
・テイクアンドギヴ・ニーズ(4331:東証1部)予想11.38

◆公開価格 想定発行4370円 時価総額はOA含め、10億円程度 
◆仮条件 4000円~4370円
◆ベンチャーキャピタル(VC)有無 無し
◆大株主 (株)グラヴィスの他は、ほぼ会社関係者。
◆ロックアップ 株主によって、180日間
◆上場市場:東証マザーズ、名証セントレックス
◆PER:23.1倍
◆ブックビルディング妙味: B
◆当サイト初値予想:調査中

所見

この会社は、完全貸切のゲストハウスにおいて、挙式・披露宴に関する企画・運営等を行うウェディング事業を、主に東海地方(愛知・岐阜・三重・静岡)で展開しております。

特徴としては、従来型の結婚式のスタイル(専門の式場・ホテルやレストランなど)ではなく、「完全貸切型」であるということです。
全ての店舗が、“1チャペル・1パーティ・1キッチン”のスタイルになっている為、ガーデンやテラスなどを使用した演出や、会場全体に好みの装飾をすることが可能です。
要は、顧客にあたる新郎新婦と参加するゲストに『完全なプライベート空間』を提供することで好評を得ています。

これら貸切の店舗形態としては、以下の3つの形態があり、地域の規模や特性に合わせて事業展開をしています。
・人口20万人以上の地方都市を主軸とする「郊外型店舗」
・人口100万人の都市に出店する「都市型店舗」
・都心部への出店を可能とする「都心型テナント入居店舗」

また、この会社は、新郎新婦の新規来館から結婚式当日までの対応を1人のウェディングプランナーが担当する「ウェディングプランナー一貫性」を採用しています。
料理においては、結婚式当日に出来立てを提供できるように、パーティ会場にオープンキッチンを併設し、旬の食材を取り入れた本格フランス料理を提供できるようにしていることも、ここが持つ強みとなっています。

 

業績・財務

ここで、業績・財務面を見てみます。
売上高は綺麗な右肩上がりで、順調に伸長していますが、経常・純利益共に右肩下がりで減少しているのが気がかりです。
自己資本比率は25%程度ですが、投資キャッシュフローが営業キャッシュフローを上回っており、フリーキャッシュフローはマイナスです。

現金同等物は7億円ほどあるのですが、若干財務面での不安があります。
IPOにより得た資金は、新規出店の為の設備投資に充てるとのことですが、肝心の利益が前期を下回っていることが懸念材料です。

尚、店舗数はそれほど増えてはいないものの、受注件数・施行数(組)においては、平成23年7月期から現在まで、順調に増加していることは評価出来ます。

 

まとめ

一見、ゲストハウスを貸し切って、ウェディングを行う事業は物珍しいように見えるのですが、意外と他社も同じようなサービスを提供しているため、その点の真新しさは感じられません。

公開価格も高めの“値がさ銘柄”ですので、“マザーズ上場”とは言うものの、初値が付いた後の高騰期待は薄いように感じます。
大株主にVCがいないことと、主要株主に対してはロックアップがかかっている為、大崩れすることはないでしょうが、IPOとしての魅力は低めの案件ではないかと思われます。

ということで、ブックビルディング妙味は現在のところ、中間のB。当選した場合も、公開割れはない可能性が高いでしょうが、初値で買いかというと、非常に微妙なところ。

PERとしても、同業他社と比べ低くはないため、積極的に入っていく銘柄かというと、そうは言えないでしょう。

 

まだ詳しい条件等が決まっておらず材料が少ないため、上場日に近づきましたら、またもう少し詳しく精査した内容をお届けしようと思います。

また、ブックビルディングに当選しない場合でも、最終的に上場当日初値でINするかどうか等、詳しい見解は、上場日のザラバ中にフィデリア株式投資顧問の会員様ページ内でご紹介いたしますので、興味がありましたらご覧くださいませ。